*無線設備のデジアナ複合同番工事設計認証取得 一般業務用無線機(SR)
・電源オン・オフ
・個別/グループ/一斉通信
・エマージェンシー・コール
・よく使う機能をファンクションキー(P1/P2)に簡単割り振り
・チャンネル音声通知切り替え音量調整
独⾃設計のファンによる放熱⽅式の採⽤によって、放熱⾵の流れを効率的にコントロールし、各⽅向から機器を冷却することに成功しました。これにより⻑時間通信においても、送信出⼒の低下を防⽌し安定させ、更に機械寿命を伸ばすことも実現しました。
●外部端子搭載
MD658の前面と後方の外部端子(ポート)を利用することにより、サードパーティーが開発した拡張機能を追加することができ、無線機の有効性を飛躍的に向上させます。
●追加ボード・インターフェイス
MD658は追加ボード・インターフェイスへの接続も可能です。この事により、サードパーティーが制作したインターフェイスを接続することにより、様々なアプリケーションを追加装備でき、外部機器に接続することによる機能拡張を実現、無線機の有効性を飛躍的に向上させる事を可能とします。
MD658は、MIL-STD-810 C/D/E/F/G と IP54規格に適合しており、過酷なビジネスシーンの中で安定した運用に耐える設計となっております。ナローバンド・コーデックと、デジタル補正機能の双方により、通信限界点でのノイズは飛躍的に軽減され、また騒音下でもクリアな音声送信を可能とします。更にAGC機能の搭載により、音声通信の信頼性が向上しています。
デジタル技術による基本的な暗号化技術の他に、MD658には追加秘話機能(256-bit 秘話アルゴイズムなど)*1 やスクランブル機能が搭載されています。
基本通信機能の他にMD658には大容量データ通信や選択機能(テキストメッセージ、スキャン、非常警報、非常通報フットスイッチ、チャンネル・ステアリング、自動登録、ハイスピード・データ通信ローンワーカー)に対応します。
この機能は、2つのタイムスロットを完全グループ化し、独立した二つの通信系構築を実現するサービスです。
この事により、2つの独立したグループでストレスの無い同一周波数共同利用を可能とします。
この機能は、2つのタイムスロットのうち、空いているタイムスロットを無線機が自動的に検知し、割り当てる画期的な機能です。
例えば任意の無線機が個別通信中に、他の無線機がグループ通信をする事が可能となります。
既存アナログ機器と互換性があり、DMRの12.5kHzのTDMA方式は無理のないデジタル移行を可能とする。
MD658 仕様・諸元 | ||
周波数帯 | VHF | UHF |
周波数帯域 | 136-174MHz | 400-470MHz |
動作電圧 | 13.6V±15% | |
外形寸法 | 約(H)46mm×(W)165mm×(D)140mm | |
重量 | 1.05kg | |
実装チャンネル数 | 1024 | |
消費電流 |
待ち受け:<0.6A 受信時:<2.0A 送信時(1W):<3.0A 送信時(25W):<8.0A |
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送信出力 | 1-25W | |
電波型式 | アナログ:F2D、F3E/ デジタル:F1D、F1E | |
歪率 | ≤3% | |
受信感度 |
アナログ:0.3μV (12dB SINAD) アナログ:0.4μV (20dB SINAD) デジタル:0.3μV /BER5% |
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定格音声出力 | 付属スピーカマイクロホン:3W 外部スピーカ:20W | |
防塵・防水 | IP54準拠 | |
MIL-STD(米国軍用規格) | MIL‐STD‐810 C/D/E/F/G | |
使用環境 | 動作温度:-30℃~+60℃ |