Hyteraの通信技術は北京2022冬季オリンピックの円滑な運営をサポートしました

(2022/03/18)

 2022年2月4日から2月20日まで北京で開催された2022年冬季オリンピックは、129カ国から2,000人以上のアスリートが参加し、これまでで最も多い5億1500万人以上にテレビで視聴されました。日本選手のみなさんも大いに活躍され、冬のオリンピックで最多となる18個のメダルを獲得し、素晴らしい成績を収めました。

 大会を安全かつ円滑に運営するために、各会場の警備員や審判員、救助隊はすべての競技中において、事故や緊急事態への迅速な対応が求められます。今大会では、ハイテラのi-Mesh, E-pack等一連のプロフェッショナル通信製品がオリンピック委員会に採用され、屋内はもちろん、マイナス30度の屋外競技会場でも、運営スタッフとボランティアに信頼かつ安定した通信サポートを提供しました。

 大会会場は北京市とその近郊の延慶区、張家口市に広がり、そのため通信は、長距離広範囲をカバーしながら異なる部署のスタッフとグループ間での利用も必要とされます。ハイテラの業務用無線は、信頼性の高い音声、画像、ビデオ通信サービスでそれらのニーズを満たし、また、大会の公共安全や緊急対応を担当する部署は、大会期間中の通常業務に従事しながらも、緊急事態の対処など複数の任務を同時に遂行し、通信の効率性を高めることが実現できました。緊急救助担当部署には、i-Mesh無線とE-packデジタルワイヤレスアドホックリピーターの運用を通じて、柔軟な展開と安定した現場指揮、救助活動を円滑に行いました。また、北京~張家口間の新たな高速鉄道では、運転士や総合指令所、駅のスタッフ間での信頼性の高い安定的な通信をハイテラの無線システムが確保し、列車の状態をリアルタイムで監視するための一連の通信製品も提供しました。