秘匿性の高いHyteraの通信システムがAPEC首脳会議2018で採用

 パプアニューギニアで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議は、18日、2日間の協議を終えて閉幕しました。APEC首脳会議の開催は、パプアニューギニアの歴史の中でも重要な国際会議であり、要人警護・会議の運営警備のため、パプアニューギニア政府は、秘匿性の高さと高いセキュリティを重視しHyteraの通信システムの採用しました。


 Hyteraは、トランキングシステムによるDMR通信網とLTE通信網によるシームレスな通信ネットワーク、業務用ウェアラブルカメラ(RVM)によるビデオ監視システム、全てを管理する総合司令管理システムを提供し、トータル通信ソリューションを実現しました。会場や重要なエリア、主要な交通ルートをカバーする、この通信システムは、地元警察と共に編成された特別チームにより構築されました。このシステムは公務執行の効率を向上させ、通常時の運用はもちろん、緊急時においても事態早期解決のための通信システムとして機能し、APEC首脳会議の運営をサポート致しました。


 国際会議においての要人警護、会議の運営警備には暗号化通信(秘話機能)を備えたセキュリティ性の高い通信が求められます。これまでHyteraの通信システムは、2016年のAPEC首脳会議、G20杭州サミット、ペルーAPEC首脳会議、BRICs首脳会議など、様々な国際会議で採用されております。Hyteraは、より安全な自営通信システムの実現のため、技術の革新に日々注力していきます。

HyteraのDMRで

セキュリティ性の高い通信を実現